2009年02月09日
自然卵
卵・・・最近、飼料の高騰や何かで少々お値段が高くなっているけれど、やっぱり物価の優等生。
スーパーの特売があると早々と売り切れる卵。
〇〇配合!だと少々値段もお高めの卵。
黄身が濃い=栄養価が高い とも思われがちな卵。
ちょっと、いろんなことが気になりながら、やっぱり安さに負けてしまう私。
最近、「自然卵」なる卵に出会った。卵のパックに入れられていた紙に
三重町の片田舎、五反百姓の庭先で産まれた卵です。
・百姓養鶏
・少数、平飼い
・薬剤なし
・自分で配合した餌
・緑餌、醗酵飼料
との事。
この卵、割ってビックリ黄身の色が薄いレモンイエロー。 そうブルーベースに近い黄色なのである。
良い卵=山吹色に近い濃い色(イエローベースの黄色)
と言う迷信を信じていた者にはビックリである。
そして、白身が凄くしっかりしていて混ぜても、なかなか黄身と混ざっていかない。
この卵を教えてくれた友人曰く、一般的な卵は、黄身の色を濃くするために、飼料にパプリカや着色料といった赤い色素が混ぜられているらしい。
そして、養鶏場の諸事情から、大量生産されている卵には沢山の薬が飼料等に混ぜられていて、自然卵を食べ慣れた人には、普通の卵は薬臭くて食べられない・・・という。
残念ながら私はそこまで過敏ではないので、普通の卵が薬臭いかどうかまでは感じなかったが、
黄身の色が薄くても玉子の味がしっかりしている。
試しに、味付けをいっさいしない厚焼き玉子を作ったが、甘みがあっておいしい。
普段、安さや便利さに流されていると、実は素材本来の色や味を知らずに過ごしているのではないかと少しだけ怖くなった。
もちろん、健康の事も。
ちなみに、この卵、10個いり400円。
大分市ぶにょうの「自然食品の店ゆう」で買えます。
興味のある方はおためしあれ。