大分・パーソナルカラー＊カラーセラピー　　〜色彩のある暮らし

先日のありがとう祭のカラーアートセラピーでの一コマ

優しそうなママさんが小学校低学年の男の子を連れて遊びに来てくれました。

その男の子、ものすご～くつまらなさそうな顔をしています

ママや私の問いかけにも答えてくれません。


まず、準備体操をするから好きな色のクレヨン１本選んでね！というと　　ムラサキ

準備運動がおわり、「ママと一緒にありがとう！とか楽しい気分の絵を描いてみようか」と言うと

またもや、ムラサキ・・・・・ムラサキ・・・・・　　　　黒。

「じゃぁ～切り紙でお花つくってみようか～」　　　　　　迷わずムラサキの折り紙を手に・・・




～お花が出来上がってようやくすこし笑顔を見せてくれました。

そして、少しづつ笑顔が多くなり、ママと会話するようになり・・・・

それに呼応するように男の子の選ぶ色がだんだん明るく元気な色になっていきました。


絵も完成間際になった頃、　　ママがぼそっと　　「出掛ける直前に怒っちゃったのよね。」


ママ、ちゃんと息子さんの気持ちに気づけましたね。


決してムラサキ色が必ず悪いわけではありませんが、憂鬱や不調、そして癒しを求めているという意味もあります。

彼にとっての不機嫌やショックを表現する色はムラサキだったのでしょう。

それに、子供はまだ生まれてからの時間が短いので、沢山の経験をしてきた大人に比べ人生経験が短い。
だから些細なことでも大きく反応してしまうものです。


時に色はココロのありようをみせてくれます。




最初に描いたムラサキや黒が気にならないくらい明るく元気な絵が完成して、仲良く笑顔になった親子とお別れしました。

カラーセラピストになってよかったとおもう瞬間です