大分のカラーコンサルタント・イルドクルール大分の彩縫やのカラーのブログです。 今日も彩縫や目線で日常生活の中の色彩学、パーソナルカラー、色彩心理、カラーセラピー、カラーデザインの話題をお伝えします。 HP:http://color-saihouya.p1.bindsite.jp/ 

2012年07月13日

ブルーシートは何故ブルー?

豪雨で、被災された方々や今もなお不安な生活を余儀なくされている方々、お見舞い申し上げます。
ひとたび、自然界が猛威を振るうと人間は本当になす術がない事を目の当たりにさせられます。

先週、日田を襲った豪雨のあとに通った大分自動車道沿いも、崩落したのか所々にブルーシートに覆われた場所がありました。
土壌の雨よけ、屋根などの雨よけ、敷物、何かをくるむためのものとして、汎用されている『ブルーシート』
なぜ、ブルーなのか?とふと思いました。

多くの場合「ブルー」

ネットなどで情報を集めれば諸説出てきます
ブルーの塗料が比較的安価だったから。
空の色に近く溶け込むから・・・・

私なりに一番しっくり来たのが、「視認性が高い。」
空の色にしては、鮮やかすぎる。
深みのあるグリーン、ブラウン、イエロー系が多い自然界の中、土や木を扱う現場の場合、色の対比として鮮やかなブルーは視認性が高い。
危険箇所を示すものとしての役割は果たしているのではないかと思います。

また、色彩心理的側面で言うと、暖色系が交感神経を刺激し、心身を興奮状態にするのに対して、ブルー系は鎮静色。多くの場合工事現場などで使われる時に、ミスを犯しにくい色という事もできるのかもしれません。

ただ、お花見や自然散策中の休憩やお弁当を食べるためのシートとしての活用方法としては、、ブルーの反射が周囲の景観の美しい色彩の邪魔をしたり、 お花見弁当などの食べ物の色を不味そうに見せるのではないかとも思います。
春のお花見シーズンに桜並木から視線を落とすと、ブルーシートが並んでいる風景は興ざめしてしまいます。









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Posted by 彩縫や at 20:43│Comments(0)世の中の色
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