大分のカラーコンサルタント・イルドクルール大分の彩縫やのカラーのブログです。
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2011年11月29日
上手に描けるかな?
9月に親子向けのワークショップをしたときの画像です。
「前はお絵かき好きで上手に書けてたのに、最近はグチャグチャばかり。お絵かき嫌いなのかなぁ~って思ってたけど久しぶりにアンパンマンうまい! 上手に書けました。」
3,4歳の娘さんを持つママさんのネット上でのつぶやき。(お借りしました。)
ママとしては、上手く描けていたものが描けなくなったり、描かなくなったり。。
といった成長過程は、とても心配なのだろうな。と思います。
このつぶやきへのママ友達の、反応も「上手い、下手」という判断基準ばかり。
ちょっとだけ、悲しくなりました。
もちろん、大人から見て上手に描けたと思える時に喜ぶのは、とても素敵なことです。
でも、「最近ぐちゃぐちゃしか描かないな」という時、
色使いが「あれ?」
という時こそ、子どもからの大切なメッセージが送られているのだと思います。
絵は、心を投影しています。
だからこそ、色彩生理心理学のベースには、児童画の分析データが深く関わっています。
大人達が、『上手い、下手』や見る側の好みに『合う、合わない』
という判断基準を持ってしまうから、だんだんその評価にそぐわない子ども達は絵を描くことに対して、抵抗感を感じるようになってしまうのではないでしょうか?
そして、絵を描くこと、自己表現をすることに苦手意識をもつ大人になってしまう。
絵は、どんな絵も素敵で、大切な自己表現なのに。
絵は、どんな絵にも沢山のメッセージや喜怒哀楽、心の叫び声が詰まっています。
だからこそ、評価、批評ではなく「どうしてこの絵を描いたのか?」を一緒に感じることが大事なのではないでしょうか?
と思います(^ ^)。
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Posted by 彩縫や at 10:04│Comments(0)
│色彩心理
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