大分のカラーコンサルタント・イルドクルール大分の彩縫やのカラーのブログです。 今日も彩縫や目線で日常生活の中の色彩学、パーソナルカラー、色彩心理、カラーセラピー、カラーデザインの話題をお伝えします。 HP:http://color-saihouya.p1.bindsite.jp/ 

2011年07月19日

100,000年後の安全

100,000年後の安全


http://www.uplink.co.jp/100000/

月曜日は、今週唯一の午前中OFF(^^;)
ということで,金曜日までシネマ5で公開中の「100000年後の安全」を観てきました。

10万年後・・・あまりに途方もない時間に、想像すらつかない。
けれども、今起きている現実は確実にその時間存在し続けるであろう。
無機質な白い研究所の空間に、地球上の自然界の営みの中の生命の『色』は感じない。
非現実な感覚に陥るけれども、それはまぎれもなく現実。

「地上は不安定だから、地下に埋葬する。」

その施設(オンカロ)が出来上がるのさえ、100年も先の話。放射能を発見し約100年かかって今の現実を作った人類は、その最終処分場の完成すら見届けることはない。
そして地下500mの世界は、100,000年間誰の目にも触れることなく眠り続けるのだろうか?

太古の昔から,遺体は埋葬されて来た。
放射性物質を地下に埋葬して、済むのか?

「近づかなければ安全。掘り起こさなければ、、、、」
繰り返し言い続ける研究者達自身が、人類の歴史が、
その「タブー」を繰り返して来たのではないのだろうか?



歴史をさかのぼって調べてみると、100000年前といえば、ヨーロッパに最初の直立猿人が出現した頃。それほどまでに途方もなく長い時間。
当時の埋葬された骨に宗教的意味なのか?ベンガラ(赤色)の着色がされていたという。

そして、現人類にとって、赤は禁止や注意といった警告を発する色として使われることが多い。



未来の人類へのメッセージの記号も赤地に書かれている。
太古の昔、世界中で『赤』が特別な色で宗教的意味をもっていたように、遠い未来の人類にとっても、『赤』は特別な色でありつづけるのであろうか?


 
「good luck」 


結局、その言葉しかないのだろうか。

映画が終わった後の頭の中は、グレーの霧の中。

フィンランドよりもはるかに多い原子炉数を保有するこの国は、何処へ向かおうとしているのだろうか?


表立って賛成でも反対でもない、ただ淡々と現実を語るドキュメンタリー。
22日(金)まで、朝10:00より、シネマ5にて。








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Posted by 彩縫や at 07:25│Comments(0)
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