色とイメージは人それぞれ
※少路さんの承諾を得て撮影掲載しています。
5月10日まで、大分各所で少路和伸さんの個展やワークショップが開催されていました。
一昨年初めてお逢いして以来、とても大好きな作家さんです。
とても立体感のある空を表現されるのですが
その絵には、タイトルがついていません。
『絵にタイトルを付けると、人はそのイメージでしか見ないから。』本人談。
タイトルがついていないからこそ、時間、シチュエーション、感情が見る人の世界観に沿って見えるのでしょう。 10人居たら10通りの世界がある。
日常生活の人のモノの見方に似ていますね。
同じ言葉でも、言葉の意味の捉え方は人によって違う。
そして、この絵がとても魅力的だったのは、空の色。
マゼンタの空。
自由な空想をかき立てる空の色。
人は心の目で色を捉えます。
ブランディング/イメージ構築の場合は、人の集合的無意識で感じる色を効果的に使います。
『色』の色彩心理的な意味づけは集合的無意識。
その時々、どんな色に心動かされ、どんな感情が湧き、どんなことをイメージするかは
個人的無意識。 様々なところで色を通して心と向き合うチャンスがあります。
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